先日のレッスンでの1シーン。
一人が What's this? と聞いてきました。
CDプレーヤーに取り付けてあったUSBに気が付いたためです。
Aちゃんがこの質問をしてきたのはこの日が初めてでした。
実は前の週、および、前々週に、
What's this? It's a brown chair.
What's this? It's a yellow key.
といったやり取りを全員で行っていました。
そういえば、終わった後も What's this? と繰り返す彼女の姿がありました。
講師のWhat's this? という質問には何の問題もなく答えられるので、質問の意図は理解していたと思います。でも、使えませんでした。
何度も何度も自ら口に出して練習することで、それがスムーズに言えるようになってきました。
そして今回のレッスンで、まさに「これは何?!」って思った瞬間が現れたんです。
すると、自然と What's this?と聞くことができました。それも自分がまさに聞きたいというタイミングで!
こう言えばいいのかなと自ら考えて、「自ら使ってみた」→「そして通じた」
それを繰り返していけば、どんどん言葉は定着していきます。逆に言えば、自らが言おうと思ったそのタイミングで自分で考えて口にする経験を繰り返していかなければ、本当の自分の言葉としては定着していきません。
このクラスでは、質問文に対して何の問題もなく受け答えできているので、ちょっと難易度を上げて行い調整した結果、今日のこのエピソードになりました。
生徒の自主的な発話を促すための綿密なプランが組まれている点こそが、サニーバニーメソッドの真骨頂だと感じています。
子供たちが自ら何かを話し出すのは偶然ではありません。必然なんです。
その必然を生み出すために、日々、しっかりとカリキュラムを組んでレッスンを行っています。
こういう子供たちの変化はとっても嬉しい!!!
どんどん自分で使える、話せる言葉を増やしていってもらいたいな😍