約5年ぶりに講師紹介ページの「講師からのメッセージ」を更新しました。
~ 講師からのメッセージ ~
高校時代の私にとって「英語」とは大嫌いな教科でした。主要5科目の中で成績は一番下。受験を意識した授業のもと「英語=ひたすら暗記」を求められた高校の英語の授業で、中学生の時には好きだった英語が嫌いになり、それとともに成績も急降下しました。
大学受験を目の前にして一念発起。流石にどうにかしなくてはという危機感があり、分厚い文法書を丸々一冊、自分なりにまとめて「オリジナル文法書」を作るという試みを始めました。すると、まるで解読不能な暗号のように思えた英文が少しずつ解読できるようになったのです。さらに、大学在学時にNZを訪れたことがきっかけとなり、英語に対する思いも大きく変わりました。NZの人々はとても温かく、私の片言の英語に耳を傾け、分かりやすいように話しかけてくれました。そこではじめて私の中で、学校の教科という枠組みを飛び出して、英語は「人と交流するために使うものものなのだ」ということを実感したのです。大学受験期に自ら学びなおした英文法、そして、NZでの経験は、私にとっての大きな2つの歯車となり、その後の英語学習の大きな支えとなりました。
英語を身に付けるためには、英語を好きになることが何より一番です。好きになれば、英語が抵抗なく入ってきます。とはいえ、やみくもに英語を聞かせるだけ、あるいは、単語や決まったフレーズを覚えるだけでは「自然に英語を発話する」ところまで導くことは至難の業です。
低年齢の頃に英語学習をはじめる場合は、英語の音を聞き分けて発音できるようになることを目指します。小学校低学年のうちに英語に対する抵抗をなくし、文法についても、例えば「3人称単数形を自然と使っている」という状態になることが目標です。そして、小学校高学年~中学にかけて、今まで話していた英文を英文法というベクトルから学びなおし、一つずつ「腑に落ちる」という経験を重ねていくことで、文法の知識を固めていきます。
高学年~中学入学時から英語学習をスタートする場合、単語や基本文の暗記をすることでテストを乗り切ることを繰り返していると、なかなかそのスタイルから抜け出せなくなります。英単語の暗記はもちろん必要、基本構文を覚えることも大切。けれど、それだけではとても脆い。逆に言えば、英文法の土台をしっかり理解していれば、基本構文の暗記テストなども特別な対策をせずに英作文の要領で十分に対応することができるのです。さらには、長文問題でも長い文章の構造を理解したうえで読むことができるので、難解な文章でもさほど難しさを感じることなく読み進めることができるようになります。これらは、私自身の英語学習を経て何より強く実感していることです。それほど、英文法は大切なのです。
子供たちに英語を好きになってもらいたいというのはもちろんのこと。でもそれだけに留まらず、「英語を話せる!」「自分で言いたいことを言いたいときに自然と言える!」ようになるまでしっかりと導いてあげたい。その思いは、未就学児に対しても、中学生に対しても、誰一人として変わりません。その思いを胸に日々、生徒たち一人一人と向き合いながらレッスンを行っています。