新型コロナウイルス対策として、講師は常時マスクを着用しています。発音練習の時は子供たちとの距離を置いてフェイスシールドを着用します。
マスクをつけた生活も日常になってきましたが、教育の場でマスクをつけたまま授業を行うことはやっぱり明らかに非日常的なこと。
講師として気をつけないといけないな、日々念頭に置いておかないといけないなと思うことがあります。それは、マスクがあることでお互いの表情が読みづらくなってしまうこと。
子供達にとって、本来だったら、
講師の笑っている顔を見て、講師の気持ちを見極められるでしょう。
ハイタッチをしたり、ハグしたり、直接触れ合ってコミュニケーションを深めることで、講師の愛情を感じることもできるでしょう。
でも・・・
マスクをしていると、子供たちが目にすることができる講師の表情はごく一部だけ。
さらに、直接のボディコンタクトも思うように取れない状況。
講師の笑い声も、マスクがそれをわずかながらにさえぎってしまう。
講師が口角を挙げて「にこっ」と笑っていても、口角の状態はマスクに隠れて見えない。
講師の顔で子供たちが直接目にすることができるのは「目の表情」のみ。
マスクをした状態で目が笑っていないと、たとえ真剣な顔をしているだけだったとしても、「何か怒っている?」という勘違いをしてしまいかねない。
マスクがあることで顔全体を見ることができないと、こんなにも人の表情や感情を読み取ることが難しく感じることがあるんだと改めて感じます。
マスク着用時は、いつも以上に表情を豊かにして、「目の表情だけでもあたたかい気持ちを伝えられるように」する必要があります。それをいつも忘れずに、レッスンにのぞまなくてはと思います。